マンチェスター・ユナイテッドのコートジボワール代表FWアマド・ディアロ(20)は武者修行行きを望んでいないようだ。イギリス『サン』が伝えている。
チャンピオンシップ(イングランド2部)のサンダーランドで今シーズンを過ごしたディアロ。2021年1月にユナイテッドへ加入後、なかなかチャンスがないなかでの武者修行となったが、攻撃の核としてリーグ戦37試合の出場で13ゴール3アシストを記録し、チームを昇格プレーオフへと導く活躍を披露した。
レンタル期間は5月末で終了し、現在はユナイテッドへ帰還。移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ディアロは今シーズンの活躍で自信を得たのか、来シーズンこそはユナイテッドで1年間プレーしたいと考えているという。
ユナイテッド残留か再び武者修行か、決断を下すのはエリク・テン・ハグ監督。指揮官は今後数週間でディアロの扱いを決めるとみられており、もし武者修行を命じられるのであれば、サンダーランドへの再レンタルを希望しているとのことだ。
今シーズンから就任したテン・ハグ監督の下では公式戦の出場がないディアロ。今夏のプレシーズン、そして来シーズンに懸ける思いは強いだろうが、果たして。