横浜FCのFW小川航基(25)がヨーロッパ挑戦に接近している。
2022シーズンは、自身が育ったジュビロ磐田を離れ、横浜FCへと完全移籍。すると、明治安田生命J2リーグで26得点を記録し自身初の得点王。チームもJ1昇格を果たすと、J2アウォーズでは最優秀選手賞とベストイレブンに選出されていた。
ケガなども含め燻っていた小川がついに花開くと、J1の舞台でも躍動。今シーズンは明治安田生命J1リーグで15試合に出場し6得点を記録。苦しむチームにおいて、結果を残して牽引してきた。
その小川だが、ついに海外挑戦の話が浮上。エールディビジのNECナイメヘンが獲得に動いている。
オランダ『デ・テレグラーフ』は、NECの今夏の補強について触れ、小川も加入する予定。大筋合意に達しているが、最終の合意に至っていないと報道。細部を詰める段階だとした。
一方で、オランダ『RN7』は、1年間のレンタル移籍で獲得すると報道。買い取りオプションもついているとし、個人条件は合意済み。クラブ間の合意が残っているものの、交渉は最終段階だとした。
小川は3年半招集を受けていないが、2019年12月にEAFF E-1サッカー選手権に臨む日本代表に初招集。香港代表戦に先発し、ハットトリックを記録した実績がある。
苦しいキャリアを送ってきた小川がついに花開く時がきたのか。NECへの移籍は間近に迫っている。