バイエルンがマンチェスター・シティのイングランド代表DFカイル・ウォーカー(33)獲得に力を入れているようだ。
シティ在籍6年目にして悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたウォーカー。衰え知らずのフィジカルモンスターはシステムが[3-6-1]に変更されたのをきっかけにやや序列を落としたが、重要なゲームでは必ずと言って良いほど起用された。
一方で、契約は2024年6月までとなっており、春頃から今夏の退団が噂に。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督がウォーカーの獲得を熱望しており、退団を望むフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(27)の後釜に据える思惑だという。
また、シティも週給16万ポンド(約2900万円)のウォーカーとの契約延長を目指して交渉に臨んでいるものの、バイエルンはシティを上回る条件面を提示する準備が整っているとのことだ。
在籍6年でプレミアリーグを5度、FAカップを2度、EFLカップ(カラバオ・カップ)を4度制覇し、そして今シーズンはとうとうCL制覇を成し遂げたウォーカー。インテルとのCL決勝戦を最後にシティを離れることとなるのだろうか。
シティとしても、キャプテンを務めるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(32)のバルセロナ行きが限りなく濃厚で、主軸のポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(28)もサウジアラビア行きが噂されている状況。ウォーカーまでも失うとなれば大きな痛手となるが、パリ・サンジェルマン(PSG)のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(24)を狙うなど、補強にも動きを見せている。