元スペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)にミラン行きの可能性が浮上している。
筋骨隆々の肉体から屈指のフィジカルモンスターに数えられるアダマ・トラオレ。バルセロナからローンバックの今季もゴールやアシストが伸びてこなかったが、スピードとパワーはいまだずば抜けたものがあり、公式戦40試合の出場数をマークした。
だが、ウォルバーハンプトンとの契約は今季限り。クラブからは残留交渉中の旨が明らかにされ、動向が注目されるが、イタリアの移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、ミランが28日に選手の代理人と接触したという。
ステファノ・ピオリ監督がサイドの代役として見込み、ゴーサインを出したというアダマ・トラオレを巡ってはローマにも狙う動きがあるものの、現時点でミランがボールの主導権を握り、その気になれば獲得できる状況にあるとのことだ。
ウォルバーハンプトンとの契約があと数日で切れるところまできたなか、ミランの関心が浮かぶアダマ・トラオレ。年齢的にもまだステップアップを狙えるが、果たして。