コロンビア代表MFケビン・アグデロ(24)のアル・ナスル移籍が決定した。
スペツィアは28日、「スペツィア・カルチョはケビン・アグデロのスポーツ面の権利をアル・ナスルSCに売却したことを発表する。アグデロがスポーツ面、それ以外でも充実した未来を過ごせることを祈っている」と、同選手の売却を認めた。
なお、移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、アル・ナスルは移籍金250万ユーロ(約4億円)をスペツィアに支払うとのこと。また、アグデロとは2026年までの3年契約を締結する予定だ。
2020年夏にジェノアから買い取りオプション付きのレンタル移籍でスペツィアに加入したアグデロは、左利きのセントラルMFとして加入初年度から準主力として活躍。機動力と豊富な運動量に加えてプレーの連続性にも優れており、スペツィアではレンタル移籍期間を合わせ、在籍3年間で公式戦93試合に出場し4ゴール4アシストを記録した。
FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍するアル・ナスルは今夏、インテルのMFマルセロ・ブロゾビッチ、チェルシーのMFハキム・ツィエク、RCランスのMFセコ・フォファナといった選手の獲得に迫っている。