セリエA懲戒委員会は28日、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督に罰金500万ユーロ(約7億9000万円)と10日間の出場停止処分を科した。
モウリーニョ監督は5月3日に行われたセリエA第33節モンツァ戦(1-1)でDFメーメト・ゼキ・チェリクが退場処分となったことを受け、試合後の会見で主審を務めたダニエレ・チフィ氏を次のように罵倒していた。
「私がこれまでのキャリアの中で出会った最悪の審判。多くのひどい審判と遭遇してきたが、彼らは試合に直接影響を与える。今日の主審はひどい人間で誰とも繋がりを持たず共感力に欠けている。96分に疲労によりスリップした選手にレッドカードを提示したのだからね」
10日間の出場停止によりモウリーニョ監督はセリエA開幕節と第2節で指揮を執ることができないこととなった。
なお、ヨーロッパリーグ決勝でもアンソニー・テイラー主審に暴言を吐いていたモウリーニョ監督は、ELでも4試合のベンチ入り禁止処分を受けている。