バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が中盤の補強について言及した。スペイン『スポルト』が伝えている。
元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ(34)の退団により、守備的MFの補強が必要なバルセロナ。レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディやバイエルンのドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ、インテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチといった選手への関心が取り沙汰されていた。
しかし、ブロゾビッチはサウジアラビアのクラブ、アル・ナスルへの移籍が近づいている。現在ラポルタ会長はスビメンディ、キミッヒ、ブロゾビッチの獲得が財政的に難しいと考えているようで、自前の選手でやりくりする可能性を示唆した。
「(スビメンディやキミッヒに比べ)ブロゾビッチはより手頃な値段だったかもしれないが、彼にはアラビアからのオファーがある。我々がそれに合わせるのは難しいだろう。我々は多くの選手の獲得に動いている」
「中央のミッドフィルダーについては、必要に応じてユースアカデミーから誰かを昇格させるつもりだ。サッカーの基盤となる若者たちの勢いを鈍らせたくはない」
バルセロナはすでに、アンカーにも対応可能なドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの獲得には成功している。来季はギュンドアンと現有戦力でブスケッツの抜けた穴を埋めることになるのか。