ミランは6月30日、プリマヴェーラ(U-19)を率いるイグナツィオ・アバーテ監督(36)との契約を2024年6月30日まで延長したことを発表した。
ミランの下部組織出身であるアバーテ氏は、ナポリやトリノといったクラブを渡り歩き、2009年に復帰。以降は不動の右サイドバックとして、10シーズンにわたってプレーした。 2018-19シーズン後に契約満了によって退団し、2020年には現役引退を発表。
2021-22シーズンからミランのU-16チームの監督に就任して指導者としてのキャリアをスタートさせると、同カテゴリーのリーグ戦では優勝を飾るなど好成績を残し、昨夏にプリマヴェーラの指揮官に就任していた。
就任初年度となった今季はリーグ戦こそ13勝6分け15敗の12位と中位に終わったが、UEFAユースリーグでは、チェルシーやRBザルツブルクらと同居したグループEを首位で通過し。決勝トーナメントでもルフ・リヴィウやアトレティコ・マドリーを下しベスト4にチームを導いていた。