日本代表MF鎌田大地(26)が今季終了後、フランクフルトを退団することが確実となった。フランクフルトのスポーツ・ディレクターを務めるマルクス・クレシェ氏が明かしている。
かねてより今季終了後の退団が報じられていた鎌田。クレシェSDは鎌田の去就について以下のように述べた。
「鎌田大地はここ数年、フランクフルトでとても優れた選手に成長した。クラブの発展にも貢献してくれたし、昨年のヨーロッパリーグ優勝がそのハイライトだ。クラブは今後も鎌田と共にする将来を考えたが、選手とは一致しなかった。彼のアイントラハトへの貢献に感謝し、彼の今後の幸運を祈っている」
2017年7月にサガン鳥栖からフランクフルトへと完全移籍で加入した鎌田。加入初年度は本来の力を発揮できずにいたが、翌シーズンにシント=トロイデンへのレンタル移籍で得点感覚と攻撃性を取り戻すと、2019年夏に復帰後はフランクフルトで攻撃の中心に。2021-22シーズンはヨーロッパリーグ(EL)の優勝に大きく貢献した。
今シーズンは開幕から好調を維持し、カタール・ワールドカップ(W杯)の前までに、7ゴールを記録。しかし、W杯後はノーゴール1アシストに終わっており、直近ではスタメンから外れることも増えている。
チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージで3ゴールを記録。安定しないパフォーマンスがネックとなる可能性もあるが、来シーズンはどのクラブのユニフォームを着ているだろうか。
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