ユベントスの幹部が、去就に注目が集まるセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(23)について言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ヴラホビッチは昨年1月にフィオレンティーナからユベントスへ移籍。クラブの長期計画の中心に位置付けられ、さらに7000万ユーロ(約102億円)という高額な移籍金も伴う加入だっただけに期待が大きかったが、今季のセリエAで8得点にとどまるなど物足りなさは否めない。
もちろん今後のさらなる成長を期待したいところではあるが、ユベントスが深刻な財政難であることから今夏の売却を余儀なくされるとの見方が強く、新天地としてはアーセナルを筆頭とした複数のビッグクラブが挙がる。
それでも、ユベントスのチーフ・フットボール・オフィサー(CFO)を務めるフランチェスコ・カルボ氏はこの噂を一刀両断。イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、ヴラホビッチの保持に努めていく姿勢を明言した。
「ブラホビッチは将来に向けた我々のプロジェクトの中心であり、このことに疑いの余地はない。現在の彼はピッチ上で最高の状態を示す必要がある」
「メディアが騒いでいるのを気にする必要はない。我々は彼が日々、改善のために努力するのを見ている。そして、将来に希望を持っている。現在はクラブもヴラホビッチも最高の時期ではないが、我々が共に前進することに自信を持っているよ」
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