ラツィオは14日、セリエA第30節でスペツィアとのアウェイ戦に臨み、3-0で快勝した。
前節ユベントスを下して2位の座を堅守したラツィオ(勝ち点58)は、インモービレ、フェリペ・アンデルソン、ザッカーニの3トップとする[4-3-3]で臨んだ。
17位スペツィア(勝ち点26)に対し、ラツィオは開始2分、ブラビアにバー直撃のシュートを打たれてひやりとする立ち上がりを強いられる。その後もスペツィアにポゼッションを許したラツィオは12分、エヌゾラに決定的なヘディングシュートを許してしまう。
ピリっとしない入りとなったラツィオだったが、徐々に押し込む展開を増やすと33分にPKを獲得した。ミリンコビッチ=サビッチのバックヘッドでのフリックパスを受けたフェリペ・アンデルソンがディフェンスライン裏を独走。ボックス内に侵入したところでアンパドゥに倒された。このPKをインモービレが決めてラツィオが先制した。
ハーフタイム間際にはインモービレとミリンコビッチ=サビッチが追加点に迫ったラツィオが1点のリードで前半を終えた。
そして迎えた後半、52分に追加点。インモービレ、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンの3人で中央を崩すと、最後はボックス内のフェリペ・アンデルソンがシュートを蹴り込んだ。
完全に主導権を握ったラツィオが余裕を持った試合運びを展開する中、77分にはフェリペ・アンデルソンがボックス左からのコントロールシュートで3点目に迫っていく。
そして84分、2枚目のイエローカードを受けたアンパドゥが退場したスペツィアに対し、ラツィオは89分にマルコス・アントニオがダメ押しの3点目を決めて快勝。4連勝で2位の座を堅守している。
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