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主力温存ナポリ、降格圏ヴェローナに低調ゴールレスドロー《セリエA》

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ナポリは15日、セリエA第30節でヴェローナをホームに迎え、0-0で引き分けた。

前節レッチェに辛勝としてあと12ポイントで悲願のスクデット獲得となる首位ナポリ(勝ち点74)は、3日前に行われたチャンピオンズリーグではミランに先勝を許した。そのミラン戦のスタメンから6選手を変更。クワラツヘリアやロボツカがベンチスタートとなり、3トップはラスパドーリ、ロサーノ、ポリターノが構えた。そしてベンチにオシムヘンが戻ってきた。

18位ヴェローナ(勝ち点22)に対し、立ち上がりからボールを握って押し込む展開としたナポリ。しかしアタッキングサードで自陣に引くヴェローナを崩しきれない状況が続く。

20分、CKの流れから相手選手にボールが当たってネットが揺れるもオフサイドがあった中、ゴールが遠いナポリはハーフタイムにかけても攻め込み続けたが、好機を作るには至らず0-0で前半を終えた。

迎えた後半、56分にディ・ロレンツォのヘディングシュートでゴールに迫ったナポリだったが、やはり攻めあぐねる状況が続いた。

そこで64分にクワラツヘリアを、73分にはオシムヘンとロボツカを投入。すると終盤の82分、オシムヘンのボレーがバーに直撃する決定機を演出。

しかし結局ゴールは奪えず低調ドロー。主力を温存した中、1ポイントを積み上げるに留まっている。

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