清水エスパルスは27日、サポーターの違反行為と処分を発表した。
問題の行為は、22日に行われた明治安田生命J2リーグ第27節の栃木SC戦。アウェイのカンセキスタジアム栃木で行われた試合だ。
清水のサポーター1名は、警備員への威嚇行為、立ち入り禁止エリアへの進入、申請承認されていない掲出物の繰り返しの掲出、会場運営の妨害というルール違反を行ったとのこと。さらにもう1名は、清水運営スタッフへの侮辱的な発言と立ち入り禁止エリアへの進入、もう1名は立ち入り禁止エリアへの進入と会場運営の妨害の3事案があったという。
現時点ではこの3名の該当者が特定できており、2名はホームゲーム5試合の入場禁止処分、1名は2試合の入場禁止処分が下された。なお、この期間のアウェイゲームも入場禁止となる。
清水はクラブ公式サイトを通じ、今後も調査の継続を伝えるとともに、栃木関係者へ謝罪した。
「今回の報告時点で特定できていない違反者につきましては、今後も継続して調査を行い、氏名等が特定でき次第、順次処分通告をしてまいります」
「今回の違反行為を受け、清水エスパルスとして「安心・安全なスタジアム運営」のため、ホームゲーム・ビジターゲームを問わずセキュリティ体制強化や観戦ルールの周知をより徹底してまいります」
「改めまして、栃木SCチームスタッフ・関係者の皆様、栃木SCファン・サポーターの皆様には多大なるご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした」
「清水エスパルスファン・サポーターの皆様におかれましては、観戦における禁止行為について今一度ご確認いただき、定められた観戦ルールを遵守してご観戦いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」
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