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ダビド・シルバが現役引退を発表、ヒザの重傷で決断「今日は僕にとって悲しい日になった」

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レアル・ソシエダの元スペイン代表MFダビド・シルバ(37)は27日、現役引退を発表した。

【動画】現役引退を伝えるダビド・シルバのメッセージ&プレー集長らくマンチェスター・シティで攻撃のタクトをふるい、多くのタイトル獲得に貢献したシルバ。ソシエダに加入すると、2022-23シーズンはラ・リーガで28試合に出場し2ゴール5アシストを記録。日本代表MF久保建英とのコンビも話題となった。

しかし、そのシルバに悲劇が。左ヒザに違和感がありトレーニングを欠席。すると、検査の結果、前十字じん帯の損傷が見つかったという。

引退する可能性が報じられていた中、27日に自身のSNSを更新。動画をアップし、現役引退を伝えた。

「とてもありがとう。フットボール」として投稿された動画では、幼少期からのプレーと共に、サッカーとの別れを告げるメッセージが語られた。

「今日は僕にとって悲しい日になった」

「今日、僕の人生の全てを捧げてきたものに、お別れを告げる日が来た」

「僕にとって家族のような同僚たちとも、今日でお別れだ」

「とても寂しい」

「チェス(バレンシアサポーター)、アルメロス(エイバルサポーター)、セルティニャス(セルタサポーター)、シチズンズ(マンチェスター・シティサポーター)、そしてチュリ・ウルディネス(ソシエダサポーター)」

「ありがとう。君たちのおかげで、いつも家にいるような気分だった」

バレンシアの下部組織で育ったダビド・シルバは、ファーストチーム昇格後、エイバル、セルタへのレンタル移籍を経験。その後復帰したバレンシアで頭角を表すと、公式戦168試合に出場し32ゴール36アシストを記録した。

2010年7月にシティへと完全移籍すると、チームの中心選手としてプレミアリーグで4度、FAカップで2度、EFLカップで5度の優勝を経験。公式戦436試合に出場し77ゴール140アシストを記録。ソシエダでは93試合で7ゴール18アシストを記録していた。

また、スペイン代表としても125試合で35ゴールを記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ、2008年、2012年のユーロ連覇を経験し、偉大な功績を残してスパイクを脱ぐこととなった。

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