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かくも厳しきJ1への道 だけど今年はちょっとだけマシな感じ?! の巻/倉井史也のJリーグ

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今年はJ1・J2の入れ替え戦がないんですよ。ってことは、プレーオフ勝ったら即J1。J2同士だとシーズン中も戦ってるし勝手も分かるから勝機高いんじゃない? しかもプレーオフは6位まで出られるから、自動昇格の2位までよりもちょっとだけハードル低いし!!

てなことで、勝点どれくらい取ればプレーオフ圏内に入れるのか調べてみました。対象はJ2リーグが現在の22チーム構成になった2012年から2022年まで。すると……。

・2012年
3位:京都/勝点74
4位:横浜FC/勝点73
5位:千葉/勝点72
6位:大分/勝点71
——————–
7位:東京V/勝点66

・2013年
3位:京都/勝点70
4位:徳島/勝点67
5位:千葉/勝点66
6位:長崎/勝点66
——————–
7位:松本/勝点66

・2014年
3位:千葉/勝点68
4位:磐田/勝点67
5位:北九州/勝点65
6位:山形/勝点64
——————–
7位:大分/勝点63

・2015年
3位:福岡/勝点82
4位:C大阪/勝点67
5位:愛媛/勝点65
6位:長崎/勝点60
——————–
7位:北九州/勝点59

・2016年
3位:松本/勝点84
4位:C大阪/勝点78
5位:京都/勝点69
6位:岡山/勝点65
——————–
7位:町田/勝点65

・2017年
3位:名古屋/勝点75
4位:福岡/勝点74
5位:東京V/勝点70
6位:千葉/勝点68
——————–
7位:徳島/勝点67

・2018年
3位:横浜FC/勝点76
4位:町田/勝点76
5位:大宮/勝点71
6位:東京V/勝点71
——————–
7位:福岡/勝点70

・2019年
3位:大宮/勝点75
4位:徳島/勝点73
5位:甲府/勝点71
6位:山形/勝点70
——————–
7位:水戸/勝点70

・2020年
3位:長崎/勝点80
4位:甲府/勝点65
5位:北九州/勝点65
6位:磐田/勝点63
——————–
7位:山形/勝点62

・2021年
3位:甲府/勝点80
4位:長崎/勝点78
5位:町田/勝点72
6位:新潟/勝点68
——————–
7位:山形/勝点68

・2022年
3位:岡山/勝点72
4位:熊本/勝点67
5位:大分/勝点66
6位:山形/勝点64
——————–
7位:仙台/勝点63

こ、これは厳しい!! というのも、6位チームの平均勝点が66.5点、それに対して7位チームの平均勝点は65.4点。この勝点1.1で運命が変わってくるんです。ちなみに3位チームの平均勝点は76.1点で、これは1試合平均1.8点の勝ち点を挙げてるんですよ。それでもプレーオフなんです。

結局は過酷!! 例年より楽っていってごめんなさい。よく考えたら、残り15試合で6位平均勝点以上の勝ち点67点に滑り込むのは21位チームまで可能。こりゃまだまだ大混乱になりそうですぞ。


【倉井史也】試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。

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