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ジャマイカがパナマを下し記念すべきW杯初勝利!虎の子1点を死守しブラジルかわしてF組2位に【2023女子W杯】

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29日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループFの第2節、パナマ女子代表vsジャマイカ女子代表が行われ、ジャマイカが1-0で勝利を収めた。

大会直前になでしこジャパンと強化試合を行った初出場のパナマは、記念すべき初戦でブラジル女子相手に0-4の黒星。今節は初勝利、初ゴールを懸けて臨んだ。

一方、前回大会はグループステージ3敗に終わった2大会連続2度目の出場となるジャマイカ。フランス女子代表との初戦は守勢が続くも、耐えて耐えてのドローで記念すべき初勝ち点を手にした。

ジャマイカは今節、フランス戦で終了間際に退場処分を受けた大黒柱のカデイシャ・ショーを欠く中で迎えたが、不在を感じさせず優勢にゲームを進めると、35分には過去にアーセナル女子の一員として来日経験のあるビアン・サンプソンが際どい巻いた右足シュート。追加タイムにはトッテナムに在籍するドリュー・スペンスの直接FKがクロスバーを叩く。

試合が動いたのは56分、ジャマイカは左CKを獲得すると、トゥルーディ・カーターのキックにアリソン・スワビーが逃げながらもうまく頭で合わせ、ネットを揺らした。

勢いづいたジャマイカ5分後にケイラ・マッケナが抜け出し、飛び出したGKをかわしたが、タッチは多くなって打ち切れず。対するパナマも直後に反撃に姿勢を見せ、62分にマルタ・コックスがボックス外から右足を振るも、勢い乏しくGKに処理された。

初ゴールを目指すパナマは、中盤を経由しつつ、左に張ったライリー・タナーの突破に活路を見出すが、ジャマイカも時折繰り出すカウンターで牽制。アディショナルタイムに入った直後にはスペンスのシュートがパナマDFウェンディ・ナティスの手に当たったとして、主審はPKを宣告する。

ただ、VARからの進言があり、オン・フィールド・レビューの結果、手には当たっていたものの、正面できっちり畳んでいたためハンドはなしとの判定に変更。パナマは望みをつないだ。

残り時間で何とか1点をもぎ取りたいパナマは、変化を付けたCKからコックスがオーバーヘッドで狙うも、相手GKに脅威を与えることはできず。このままタイムアップを迎え、パナマの反撃を抑えたジャマイカが歓喜のW杯初勝利を飾っている。

この日の結果を受け、グループFは首位のフランス、2位のジャマイカが勝ち点「4」で並び、3ポイントのブラジルが3位に。連敗で最下位のパナマはグループステージ敗退が決まった。

最終節は8月2日に開催され、ジャマイカがブラジルと、パナマはフランスと対戦する。

パナマ女子代表 0-1 ジャマイカ女子代表
【ジャマイカ】
アリソン・スワビー(後11)

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