ニューカッスルのフランス人FWアラン・サン=マクシマン(26)が29日、自身のインスタグラムで別れのメッセージを綴った。
サウジアラビアのアル・アハリへの移籍が決定的なサン=マクシマンは次のようなメッセージを残した。
「この章は終わったが、物語は決して終わらない。ニューカッスルはホームだ。これからもあなた方が最大のサポーターであり続ける。自分はニューカッスルに夢中になっていた。低迷していた時にはクラブを離れる機会もあったけど、もう手遅れだったんだ。既に恋に落ちていたからね。チームをプレミアリーグ降格から救ったことは、自分にとっては世界を救うことに匹敵することだった」
「当時、低迷していたクラブに疑問を抱いていた人も居たと思う。でも常にニューカッスルを信じていた。そして今のクラブの立ち位置を見ると、本当に美しいことだ。ニューカッスルの一員だったことが、自分にとっては最大のトロフィーだよ」
2019年8月にニースからニューカッスルに移籍したサン=マクシマンは、主軸として公式戦124試合に出場し13ゴール21アシストを記録。
しかし、チームがプレミアリーグ4位と躍進した昨季は25試合に出場したもののチーム内の序列は低下。ケガによる2度の離脱も影響した中で1ゴール5アシストに終わり、不本意なシーズンを送っていた。
エディ・ハウ監督の下では序列も高くない中、フランス『レキップ』によれば、2500万ユーロ(約40億円)のオファーを提示しているアル・アハリが、サン=マクシマンの新天地となることが決定的となっている。
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