ニューカッスルは30日、フランス人FWアラン・サン=マクシマン(26)がサウジアラビアのアル・アハリへ完全移籍したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年間となる。
なお、移籍金については明かされていないが、フランス『レキップ』は2500万ユーロ(約40億円)と報じている。
ニューカッスルで10番を背負い、その馬力ある突破が魅力のサン=マクシマン。2019年8月にニースからニューカッスルに移籍し、主軸として公式戦124試合に出場し13ゴール21アシストを記録している。
しかし、チームがプレミアリーグ4位と躍進した2022-23シーズンはプレミアリーグで25試合に出場したもののチーム内の序列は低下。ケガによる2度の離脱も影響した中で1ゴール5アシストに終わり、不本意なシーズンを送っていた。
移籍が決定したサン=マクシマンに対し、ニューカッスルは公式サイトで「ニューカッスルの全員がアランのクラブと地域への貢献に感謝し、彼の今後のキャリアが素晴らしいものになることを祈っている」と、感謝の声明を発表している。
新シーズンに向けて戦力を整えるアル・アハリは、マティアス・ヤイスレ監督を新指揮官に迎え、今夏の移籍市場ではGKエドゥアール・メンディ、FWロベルト・フィルミノ、FWリヤド・マフレズを獲得。サン=マクシマンは今夏4人目のビッグネームとなった。
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