ベシクタシュは7月31日、ミランから元クロアチア代表FWアンテ・レビッチ(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までで、背番号は「7」を着用する。
ベシクタシュの発表によれば、レビッチの年俸は250万ユーロ(約4億円)+ボーナス28万ユーロ(約4400万円)の総額278万ユーロ(約4億4400万円)。また、出場時間に応じて1試合あたり最大1万ユーロ(約160万円)が支払われるとのことだ。
これまでフィオレンティーナやRBライプツィヒ、フランクフルトでプレーしてきたレビッチは、2019年の夏にミランへレンタル移籍で加入すると、公式戦30試合に出場して自身のキャリアハイとなる12ゴールを挙げ、チームでの最多得点を記録。
この活躍が認められ、翌年にミランに完全移籍を果たすと、2020-21シーズンもセリエAで27試合に出場し11ゴール7アシストを記録。しかし、ステファノ・ピオリ監督就任以降は序列が下がり出場機会が減少。昨季は公式戦31試合の出場したが、先発出場は12試合にとどまっていた。
なお、ステファノ・ピオリ監督は新シーズンの戦力にレビッチを含んでおらず、収支バランスを整えようとするクラブに対して、売却の許可を出したと報じられていた。