イングランド代表FWハリー・ケイン(30)を巡るバイエルンとトッテナムの交渉は長引きそうだ。
これまでプレミアリーグで3度の得点王に輝くなど、トッテナムの絶対的エースとして君臨してきたケイン。一方で、チームはメジャータイトルを逃し続けていることもあり、契約があと1年を切った今夏には移籍も視野に入れている。
そんなケインに対してはマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーからの関心も報じられる中、バイエルンが本格的な交渉に着手。しかし、最初のオファーを即拒否されると、移籍金7000万ポンド(約126億5000万円)を提示した2度目も合意には至らなかった。
それでも、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者によると、7月31日にロンドンでバイエルンとトッテナムは再び会談の場を設けたとのこと。しかし、バイエルン側が提示した移籍金はトッテナムの要求額に2500万ポンド(約45億7000万円)ほど足りず、今回も成立とはならなかったようだ。
良好な関係を築く両クラブには今後も交渉を継続する意思があるようだが、バイエルンがより好条件を提示できるかが焦点となっており、今週中に何らかの動きがあると予想されている。