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グリーズマンのドブレーテで逃げ切ったアトレティコが6連勝!次戦バルセロナ戦へ弾み《ラ・リーガ》

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アトレティコ・マドリーは16日、ラ・リーガ第29節でアルメリアと対戦し2-1で勝利した。



リーグ戦5連勝中の3位アトレティコ(勝ち点57)が、残留争いに巻き込まれている17位アルメリア(勝ち点30)のホームに乗り込んだ一戦。上位追走へ好調を維持したいアトレティコは、前節からスタメンを2人変更。モラタとサビッチに代えてアンヘル・コレアとヴィツェルをスタメンで起用した。

アトレティコは早い時間にセットプレーから試合を動かす。5分、カラスコの右CKをニアでアンヘル・コレアがフリックすると、これをゴール左前のグリーズマンが頭でゴールに叩き込んだ。

先制点で主導権を握ったアトレティコは、11分にもボックス左深くまで切り込んだアンヘル・コレアが折り返しを供給すると、相手DFのクリアがグリーズマンに当たりゴールに迫ったが、これはわずかにゴール右に外れた。

その後もアトレティコが押し込む時間が続くと、26分にはグリーズマンのパスをボックス内で受けたアンヘル・コレアがラボーナでゴールを狙ったが、このシュートは枠の上に外れた。

しかし37分、アトレティコはアルメリアにワンチャンスで追いつかれてしまう。中盤のアンヘル・コレアが戻したバックパスがズレると、これで左サイドを抜け出したレオ・バチストンがボックス左からシュート。ヒメネスにディフレクトしたボールが絶妙なループとなり、ゴール右隅に吸い込まれた。

追いつかれたアトレティコだったが、43分に再びネットを揺らす。アンヘル・コレアのパスをボックス左で受けたカラスコの折り返しをゴール前のグリーズマンが左足で流し込んだ。当初、アンヘル・コレアがボールを受けた場面でオフサイドと判定されたが、VARのレビューの結果オンサイドでのゴールが支持された。

後半も立ち上がりから攻勢に出るアトレティコは56分、グリーズマンのスルーパスでボックス右横まで駆け上がったモリーナの折り返しからM・ジョレンテがチャンスを迎えたが、シュートはGKフェルナンドに右足でブロックされた。

さらに60分には、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、アンヘル・コレアのパスをボックス左で受けたカラスコが左足でシュート。しかし、これは右ポストに弾かれた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。なかなかトドメのゴールが奪い切れないアトレティコは87分にピンチ。エンバルバの左クロスをボックス右のピグマルがダイレクトで折り返すと、ワンバウンドしたボールがヒメネスの左上腕に当たったが、VAR検証の結果、ピグマルの折り返しの場面でゴール前に抜け出したポルティージョのオフサイドが取られ、PKは認められなかった。

試合終盤にかけては激しいデュエルが続き両チームの選手たちがヒートアップする場面が目立ったが、最後まで集中した守備で相手の攻撃を撥ね返し続けたホームチームが2-1のスコアで勝利。

グリーズマンのドブレーテでリーグ6連勝を飾ったアトレティコが、次節の首位バルセロナ戦に向けて好調を維持している。

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