リバプールのベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(19)への2度目のオファーは、再びサウサンプトンに拒否されたようだ。
今夏の移籍市場でイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンとブラジル代表MFファビーニョが相次いでサウジアラビアへと移籍。守備的MFが手薄になっているリバプールは来週末から開幕するプレミアリーグを前に、補強を急いでいる。
クラブは19歳ながら昨シーズンのサウサンプトンで公式戦35試合に出場したラヴィアに注目し、獲得交渉に着手。移籍金3500万ポンド(約63億6000万円)+ボーナスのオファーは即却下されたが、すぐさま次のオファーを準備していた。
そんな中、イギリス『スカイ・スポーツ』のメリッサ・レディ記者によると、リバプールは2度目のオファーを提出。しかし、今回も固定移籍金は4000万ポンド(約73億1000万円)に満たない金額であり、一貫して移籍金5000万ポンド(約90億8000万円)を求めているサウサンプトンに拒否されたとのことだ。
これを受けて、リバプールはラヴィア以外の選択肢も模索し始めた模様。ブラジルのフルミネンセに所属するブラジル代表MFアンドレ(22)が有力な候補になっているようだ。
ただし、フルミネンセはアンドレの移籍金を2000万ポンド(約36億5000万円)程度と評価する一方で、シーズン中である今夏の売却には消極的とのこと。移籍を許可するなら、オフになる来冬との姿勢を示しており、こちらでも難しい交渉が予想されている。
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