スイス・スーパーリーグ(スイス1部)のセルヴェットは4日、フランクフルトからカメルーン代表DFジェローム・オンゲネ(25)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。
ソショーでプロキャリアをスタートしたオンゲネは、シュツットガルトを経て2017年夏にザルツブルクへ完全移籍。公式戦111試合に出場するなど、屈強なフィジカルを売りとするセンターバックとして主力を担っていた。
その後、2022年夏にフリートランスファーでフランクフルトと5年契約を結んだが、ケガの影響などでオリバー・グラスナー監督の信頼を得ることができず。新天地デビューを果たせずにいると、今冬にリーズ・ユナイテッドに引き抜かれたオーストリア代表DFマクシミリアン・ウーバーの後釜を探す古巣ザルツブルクへレンタル移籍。
しかし、復帰した古巣でも度重なるケガに悩まされると、最後まで出場機会を得られず。1シーズンを通して棒に振る結果に終わってしまった。
昨季スーパーリーグで2位となったセルヴェットは、2022年に鹿島で指揮を執っていたレネ・ヴァイラー氏が監督を務めており、今夏には鹿島からDF常本佳吾(24)が完全移籍で獲得していた。