アヤックスがシュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(24)の獲得を諦めていないという。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
伊藤はジュビロ磐田から2021年7月にシュツットガルトへとレンタル移籍。当初はBチームでの活動とされていた中で、プレシーズンで大きなアピールを見せると突如としてファーストチーム入りが決まった。
シーズン開幕となったDFBポカールでデビューすると、そのまま定着。2022年6月には完全移籍に切り替わると、2022-23シーズンもチームの主軸としてプレーした。
日本代表にも定着し、カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した伊藤は、ナポリからの関心も寄せられている中で、アヤックスから関心が寄せられている。
アヤックスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるのはスヴェン・ミスリンタート氏。磐田から伊藤をシュツットガルトに引き抜いた張本人であり、関心を寄せている。
すでにアヤックスは1200万ユーロ(約18億8000万円)のオファーを出していたが、シュツットガルトはこれを拒否。しかし、諦めないアヤックスは修正したオファーを準備しているという。
現時点で正式な2度目のアプローチはない状況。シュツットガルトは大きな収入を得られることにメリットを感じる一方で、伊藤も守備の要として考えており、アヤックスにとっては難しい交渉になると見られている。
伊藤は2026年夏まで3年間契約が残っており、契約解除条項は存在しない。ただ、アーセナルにオランダ代表DFユリエン・ティンバーが移籍したこともあり、最終ラインが手薄なアヤックス。果たして、どのような結末を迎えるだろうか。
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