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バルサ退団もケガは乗り越えたユムティティ、新たなチームメイトから最上級の敬意 「誇りでしかない」

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リールへ加入した元フランス代表DFサミュエル・ユムティティ(29)に対し、新たなチームメイトが最上級の敬意を示した。フランス『フットメルカート』が伝えている。

6月にバルセロナとの契約を解除し、先月22日にリールへの加入が発表されたユムティティ。かつてはバルセロナの主力センターバックとして活躍し、フランス代表として臨んだロシア・ワールドカップ(W杯)でも中心選手という立場で優勝に貢献した紛れもない実力者だ。

しかし、4~5年前から度重なるケガと向き合うようになり、バルセロナでポジションを失うと、フランス代表からも完全にフェードアウト。昨シーズンこそレンタル先のレッチェでセリエA昇格1年目のチームを残留に導くパフォーマンスを披露したが、帰還したバルセロナでは必要とされていなかった。

そんなユムティティに対し、リールでチームメイトとなる元フランス代表MFレミ・カベラが敬意。カベラはフランス『レキップ』のインタビューで、ケガを乗り越えて昨シーズンのレッチェで再起を果たしたユムティティを称え、合流早々に質問攻めをしたと語っている。

「彼の加入を知って、ものすごく驚いたよ。彼のような高いレベルの選手と共に戦えることは本当に誇りでしかない。僕たちに多くのものを提供してくれるだろうし、僕たちは彼の一挙手一投足から模範とは何かを学ぶこととなる」

「合流してすぐに彼のプレーやこれまでのキャリア、特にバルセロナでの日常生活についてなど、あらゆることを質問させてもらったよ。あれは良いコミュニケーションになった。彼と一緒なら僕たちは一歩前進できるという確信が持てたよ」

「彼には素晴らしいキャリアがあり、実績も地位も持っているかな? 偉大な選手がリールに来てくれたことを本当に嬉しく思う」

バルセロナ時代はケガの治療方法を巡ってクラブと対立したこともあったユムティティ。紆余曲折を経験したセンターバックは今年11月で30歳を迎えるが、今後のさらなるキャリア回復に期待したい。

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