LASKリンツの日本代表FW中村敬斗(23)だが、急遽移籍先が決まる可能性があるかもしれない。
中村は2022-23シーズンのオーストリア・ブンデスリーガで31試合に出場し14ゴール7アシスト。カップ戦でも5試合で3ゴール1アシストを記録するなど、大きな結果を残し、今夏のステップアップが期待されている。
ヨーロッパの複数クラブがサイドアタッカーに関心を寄せ、フランクフルトやリバプールなども興味。中でもリールが熱心に獲得に興味を示してきた。
しかし、リールが提示するオファー額に対してLASKリンツは却下。中村に対して1000万ユーロ(約15億6000万円)の値札をつけているとされている。
そんな中、フランス『ル・パリジャン』によれば、中村に対してリーグ・アンの他のクラブへの移籍が再燃。それはスタッド・ランスだという。
日本代表MF伊東純也が所属するスタッド・ランスは、予てから関心を寄せていたが、リールの出現により引き下がっていた。
しかし、ここに来て急浮上。『ル・パリジャン』は、「LASKと合意した唯一のチーム」と伝えている。
中村はさらなるステップアップのため、今夏の移籍を希望。スタッド・ランスへの移籍を検討しているという。
一方で、関心を寄せ続けていたリールだが、EU圏外枠の問題があり、現時点では中村を獲得しても登録できず。枠を空けなければいけないため、スタッド・ランスに遅れをとっているとのことだ。
伊東と中村がチームメイトとなれば、日本代表の両ウイングがチームメイトに。マルセイユでDF酒井宏樹(浦和レッズ)とDF長友佑都(FC東京)が両サイドバックでコンビを組んだように、再びフランスで両サイドを日本代表が務めることになるだろうか。
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