トッテナムは8日、ロサリオ・セントラルのU-20アルゼンチン代表FWアレホ・ベリス(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までで、背番号は「36」を着用する。
ベリスは 身長186cmを誇る大型ストライカーで、今シーズンはプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部)で23試合に出場し、11ゴールを記録。5月にはU-20アルゼンチン代表の一員としてU-20ワールドカップ(W杯)に参戦し、3ゴールを挙げる活躍を見せた。
これまで多くの屈強なセンターフォワードを輩出してきたアルゼンチンらしい生粋の点取り屋で、強靭なフィジカルと闘争心、ゴールへの執着心を全面に押し出したプレースタイルの持ち主だ。
パワフル且つテクニカルな右足のシュート、体幹や首の強さを生かしたヘディングでゴールを量産し、肉弾戦を厭わないボールキープやポストワークにも定評がある。
なお、今夏の移籍市場でMFジェームズ・マディソン、DFミッキー・ファン・デ・フェンらを獲得しているトッテナムにとって、ベリスは6人目の補強選手となった。