ベティスが、新スポーツディレクター(SD)としてラモン・プラネス氏(55)の招へいを目指しているようだ。
ベティスは今年2月にアントニオ・コルドンSDが一身上の都合によって退団。以降はSD不在の状況が続いている。
そういった中、クラブはスペイン国内で屈指のリクルーターと評価されるプラネス氏の招へいに動いているようだ。
プラネス氏はスペイン『Cadena SER』でベティスからのオファーを認めている。
「ベティスからのオファーは最も公式なものであるが、他にも幾つかオファーが届いているが、最も深刻なものだ。良いクラブであり、良いプロジェクトがあり、それがどのように終わるかを見なければならない」
「ただ問題は、私が7年前に加入に近づいていたことだ。すべてが完了したが、最後の最後にそれは起こらなかった。それがフットボール界というものだ」
カタルーニャ出身のプラネス氏は、これまでエスパニョール、トッテナム、エルチェ、ラージョ・バジェカーノ、ヘタフェといったクラブでリクルート部門の責任者を歴任。
2018年にバルセロナの強化部門に招へいされると、2020年からはSD職に近い役割を担い、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホやスペイン代表MFペドリの獲得に尽力。ただ、個人的な事情で2021年に辞職し、昨年7月から今年3月中旬までは古巣ヘタフェで働いていた。