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2年半の活動禁止処分の上訴棄却を受け、トッテナムがパラティチMDを解任

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トッテナムは21日、マネージング・ディレクター(MD)を務めるファビオ・パラティチ氏を解任した。



パラティチMDは、ユベントスのMDを務めていた際の不正会計疑惑により、1月にイタリアサッカー連盟(FIGC)より2年半の活動禁止処分を受けていた。ただ、2021年6月よりトッテナムのMD職に就いていたパラティチ氏に影響はない状況だった。

しかし3月31日、国際サッカー連盟(FIFA)によって処分の範囲が世界に広げられたことで2年半の活動禁止処分が有効に。トッテナムでも活動ができない状況となり、休職扱いとなっていた。

トッテナムとパラティチMDはFIGCとFIFAに対して上訴をしていたが、FIGCに20日、棄却されていた。

トッテナムは声明にて「20日、FIGCによって上訴が棄却された。活動禁止処分の適応範囲について話し合いは続いているものの、マネージング・ディレクターの職務を果たすことができないため解任することとした」と発表している。

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