板倉滉の所属するボルシアMGは23日、ブンデスリーガ第29節でウニオン・ベルリンと対戦し0-1で敗戦した。板倉はフル出場している。
リーグ戦4試合負けなしの10位ボルシアMG(勝ち点36)が、上位2チームを追走する3位ウニオン・ベルリン(勝ち点52)をホームに迎えた一戦。ボルシアMGの板倉は[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。
立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ボルシアMGは22分にピンチ。ベッカーのパスを受けたベーレンスがボックス右からシュートを放ったが、これは右サイドネット。さらに28分にも、ボックス右から侵入したベッカーのシュートが板倉にディフレクトしゴールに向かったが、これはGKオムリンが右手一本で掻き出した。
ハーフタイムにかけては両チームともにアタッキングサードまでボールを運ぶものの、なかなか決定機まで至らない状況が続き、前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半も膠着状態が続く中、ボルシアMGは60分に失点する。左サイドを持ち上がったルシヨンが早いタイミングでクロスを入れると、ボックス中央に走り込んだベッカーが後方からのボールを右足ボレーでゴールに流し込んだ。
先制を許したボルシアMGは、69分にシュティンドルやノイハウス、ベンセバイニ、スカリーを下げてプレア、エングム、ネッツ、ライナーを投入する4枚替えを敢行。すると83分、ライナーの右クロスからテュラムがヘディングシュートを放ったが、これは相手GKがキャッチされた。
拮抗した展開が続く中、ボルシアMGは88分にも右サイドのホフマンが折り返したボールをボックス手前に走り込んだコネがダイレクトシュートで合わせたが、これもGKレノウのセーブに防がれた。
結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。ボルシアMGがリーグ戦5試合ぶりの黒星を喫した。