ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、セリエAでの敗北を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
ローマは24日に行われたセリエA第31節で、アタランタと対戦した。
リーグ3連勝中の勢いを持ち込みたいところだったが、この日はミッドウィークにヨーロッパリーグ(EL)で120分を戦った疲労の色も濃く、39分に失点を許してハーフタイムへ。後半にも追加点を許したチームは83分にMFロレンツォ・ペッレグリーニが1点を返したが、直後にミスから再び失点し1-3で敗れた。
4試合ぶりの黒星でトップ4陥落となったモウリーニョ監督は、厳しい日程でもチームはできる限りのパフォーマンスを披露したと強調。そのうえで、次節の4位ミランとの大一番では改善した姿を見せたいと意気込んだ。
「我々は限界がある中で素晴らしい試合をしたと思う。個々のプレーが結果を左右した可能性もあり分析から除外はしないが、それでも本当に僅差の決着だった。特に前半は多くのチャンスはなくても、完全にコントロールできていたのだ」
「選手たちには満足している。そして、もし次の土曜日の試合で明確な姿勢を示すべきなら、そうするだろう。このチームは困難な状況でも常に団結している。フランチェスコ(・トッティ)をはじめとするファンは、常にチームとしてプレーしているこのチームを誇りに思ってくれているはずだ」
「正直なところ、このチームを批判するのはとてもとても難しい。今日の結果が不公平だとは言わない。なぜなら、個々のミスもゲームの一部であり、ミスを犯せばその代償を払わなければならないからだ。もちろん今日の結果には不満だが、それでも選手には満足している」