アルタッハの指揮官を解任されたばかりのミロスラフ・クローゼ氏(44)が、グラスホッパー新指揮官に候補に浮上しているようだ。スイス『ブリック』が報じている。
昨夏からアルタッハの監督を務めていたクローゼ氏。しかし、今季は24試合終了時点で5勝5分け14敗の最下位と低迷し、3月21日に解任の憂き目を味わうことになった。
初トップチーム監督をほろ苦い結果で終えたドイツ人指揮官だが、今夏に同じスイスリーグの別のクラブを率いる可能性があるようだ。
『ブリック』によれば、2021年の夏から指揮を執っているジョルジョ・コンティーニ監督の退任が決定的となっているグラスホッパーが、リーズ前指揮官の招へいに動いており、数日中に会談が予定しているようだ。
また、クラブは新しい指揮官で来季を迎えることをすでに決めており、21日にベルント・ハースSDがコンティーニ監督にもその決定を伝えたという。
日本人MF川辺駿やDF瀬古歩夢、DF原輝樹も所属するグラスホッパーは、今季ここまで11勝7分け12敗の5位に位置。来季のチャンピオンズリーグ予選参加権が獲得できる2位のルツェルンとはわずか2pt差に迫っている。