26日、プレミアリーグ第33節でウェストハムと対戦したリバプールは先に失点を許す展開になりながらも18分にFWコーディ・ガクポのゴールで同点に。その後は互いに決定機を作りながらもスコアの動かない時間帯が続いたが、67分にCKからDFジョエル・マティプがヘディングシュートを叩き込み、2-1で逆転勝利した。
3連勝で暫定6位に浮上したクロップ監督はチームのパフォーマンスを称えつつ、少しでもトップ4争いをするクラブにプレッシャーをかけたいと意気込んでいる。
「パフォーマンスの大部分はとても良かった。前半の我々は非常に素晴らしかったと思う。序盤からゲームをコントロールしながら、1つのミスであっという間に0-1となった。それでも落ち着いてプレーを続け、ゴールを決め、試合をコントロールしたのだ。後半も良く、ウェストハムはフィジカルが強かったが常に逆転のチャンスがあった」
「(3連勝の理由は)間違いなくディフェンスだ。我々は低迷時とまったく違う守備をしている。そして、私が常に言ってきたように、我々はフットボールができるチームだ。今シーズンの挫折の中で、今日はもっとも良いリアクションを示せたと思う。これまでなら1点とられると、それで終わりという感じだった。だが、今日の試合はすべてがうまくいっていたね」
「今日の試合は引き分けでも妥当だとは思っていた。だが、とにかく負けたら本当に不公平だと感じたはずだ。引き分けなら、試合は好きだったが結果はあまり好きではないと言っていただろう。結果として勝てたのだから、我々にとって最高の夜だ」
「トップ4のレースについてはまだ考えられない。我々はレースをするためのポジションにいないからね。我々にできるのは、フットボールの試合に勝つことだけだ。それが他チームにプレッシャーを与えるかもしれないが、我々がどうにかできることではない」
「私としては、なるべく良い状態でシーズンを終えたい。来季に向けて、このシーズンから何かを得たいと思っている。それがヨーロッパの大会であれば最高だね。もしそうでなければ結果を受け入れ、そこから出発しなければならない。それが今の私の願いだ」