今シーズンもここまで公式戦21試合に出場。ブンデスリーガでは14試合に出場している。
その長谷部は徹底した生活の管理が特徴とされ、それを実行し続けているからこそ40歳を手前にしてもトップレベルでプレーが続けられている。
『シュポルト・ビルト』はその長谷部の食生活の管理についてインタビューで質問。2008年から2013年まで所属していたヴォルフスブルク時代のマクドナルドの特殊なエピソードを明かした。
「アウェイ戦の後、午前1時か2時に何度か車で行きました。本当は行きたくなかったですが、チームと一緒にいなければならないと思っていました」
「みんな、フライドポテトかハンバーガーを食べていました。でも、僕は真夜中にそれをするのは理解できません」
「サラダとオレンジジュースを頼むと、みんなが大爆笑しました。僕は笑ってくれ。僕はこれを貫くよと思っていました」
他のチームメイトはジャンクフードを食べる中、まだ20代だった長谷部は当時から摂生を徹底していたという。
その甲斐あってか、現在も第一線で活躍し、フランクフルトでは若手選手とも一緒にプレー。ただ、ウェイトルームではジェネレーションギャップを感じることもあるという。
長谷部はウェイトトレーニング中にブリトニー・スピアーズの曲などをかけていると言う。
「他にもありますよ(笑)。これは2000年代のヒット曲を集めた僕の特別なプレイリストだ。フィジオセラピストや他のアシスタントコーチは喜んでいる。彼らは僕と同じ世代です」
「でも、チームメイトはもはやDJハセベを望んでいないです。ウェイトルームで1人でいる時のみ、プレイリストをオンにできます」
コーチ陣にはウケが良いようだが、若手選手らには魅力が伝わらないという長谷部。これまでヨーロッパリーグ(EL)やDFBポカールのタイトルを獲得してきた中、フランクフルトでの夢があるという。
「なんとしてもアイントラハトのためにもう1点は取りたいです。ここでの2ゴールから6年以上が経過しました」
長谷部が最後にゴールを決めたのは2017年2月5日のダルムシュタット戦。6年が過ぎた中、残りの現役生活でゴールを決められるだろうか。