まずは金曜開催のドルトムント。FWマレンの5戦連発弾などで4発快勝としたフランクフルト戦。バイエルンの躓きで得た千載一遇のチャンスをモノにするためにも必勝が求められる。ドルトムントの真価が問われる一戦だ。
一方、ヴォルフスブルクに5失点大敗となったボーフム。厳しい敗戦となった中、FW浅野は先発復帰予想。残留プレーオフに回らなければならない16位シュツットガルトとは2ポイント差に縮められているだけに勝ち点1でも積み上げたい状況だ。
続いて日曜開催のバイエルン。前節マインツ戦では痛恨の逆転負けとなったバイエルン。トゥヘル監督就任後、安定しない戦いが続き、11連覇が危い状況となってきたが踏みとどまれるか。ダルダイ監督が復任し、残留に向け死に物狂いで向かってくるであろうヘルタを退けられるか。
MF遠藤の同点弾で前節アウグスブルク戦を引き分けに持ち込んだ16位シュツットガルト(勝ち点26)は、DF板倉の10位ボルシアMG(勝ち点36)と対戦。アウグスブルク戦では膠着状態を長く強いられた中、終盤に遠藤の今季4点目で勝ち点1を積み上げたシュツットガルト。着実に勝ち点を稼いでいる中、今節こそ3ポイントを挙げられるか。
一方、ボルシアMGは前節、ウニオン・ベルリンに0-1と惜敗。板倉は序盤にイエローカードを貰いながらも快速FWベッカーによく対応していた。攻撃陣の不発で苦しい試合が続くが、板倉としては引き続き粘り強い対応を見せたい。
シュツットガルト同様、残留争いに巻き込まれているDF吉田&MF上月の17位シャルケ(勝ち点24)は、12位ブレーメン(勝ち点35)と対戦。前節フライブルク戦では4失点惨敗となった中、2試合連続負傷欠場となった吉田は先発復帰予想。守備陣の立て直しに一役買えるか。
チャンピオンズリーグ出場圏内の4位に浮上したフライブルク(勝ち点53)は、11位ケルン(勝ち点35)と対戦。堂安は前節シャルケ戦では絶妙なスルーパスで先制点をアシスト。コンスタントな活躍が続く中、来季のCL出場権獲得に向けて邁進したい。
最後に9位フランクフルト(勝ち点42)は13位アウグスブルク(勝ち点30)と対戦。前節ドルトムント戦ではDF長谷部がFWアラーとのミスマッチを突かれてロングボールから崩されたフランクフルト。引き続き長谷部は先発、MF鎌田もスタメン予想となっているが、9戦ぶりの勝利となるか。
◆ブンデスリーガ第30節
▽4/28(金)
《27:30》
ボーフムvsドルトムント
▽4/29(土)
《22:30》
ウニオン・ベルリンvsレバークーゼン
シュツットガルトvsボルシアMG
ライプツィヒvsホッフェンハイム
フランクフルトvsアウグスブルク
ケルンvsフライブルク
《25:30》
シャルケvsブレーメン
▽4/30(日)
《22:30》
バイエルンvsヘルタ・ベルリン
《24:30》
ヴォルフスブルクvsマインツ