バイエルンは4月30日、ブンデスリーガ第30節でヘルタ・ベルリンをホームに迎え、2-0で勝利した。
前節マインツ戦では後半に大きく崩れて痛恨の逆転負けを喫し、2位に転落したバイエルン(勝ち点59)。しかし、2日前の試合でドルトムントがシュツットガルトに引き分けたため、勝利すれば首位奪還となる中、マネを最前線に、2列目に右からコマン、ニャブリ、ムシアラと並べる[4-2-3-1]でスタートした。
最下位ヘルタ(勝ち点22)に対し、立ち上がりから押し込んだバイエルンだったが、シュートに持ち込むには至らない。
27分にはロングカウンターに転じた流れから好機を生みかけるも、ゴール前に走り込んだコマンは体勢を崩してシュートを打ちきれず。
前半半ば以降も同様の展開で推移する中、35分にはコマンがボックス右からGK強襲のシュートを浴びせると、40分には決定機。
ゴール前でルーズボールに反応したニャブリがボレー。しかしGKクリステンセンのビッグセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半、攻めあぐねていたバイエルンだったが、69分に均衡を破る。キミッヒの浮き球パスからボックス中央に飛び込んだニャブリがダイビングヘッドを叩き込んだ。
さらに79分、バイエルンがリードを広げる。キミッヒのフィードでボックス右のスペースを突いたコマンがシュートを決めきった。
このままバイエルンが2-0で勝利。残り4試合となった中、11連覇を目指すバイエルンが再び首位を奪還している。