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レーティング:リバプール 4-3 トッテナム《プレミアリーグ》

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プレミアリーグ第34節、リバプールvsトッテナムが4月30日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが4-3で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。



▽リバプール採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
1 アリソン 5.5
前半に決定的なシュートセーブがあったが、個人としては悔しい3失点に。ただ、その多くでできることは少なかった

DF
66 アレクサンダー=アーノルド 7.0
出場5試合連続アシスト達成。偽SBとしてプレーするマイボール時は出色のパフォーマンスだったが、守備の場面では奮闘はしているものの周囲に多くの負担を強いている

5 コナテ 5.0
試合を通してセンターバックとサイドバックの守備的な役割を見事にこなした。ただ、流れの中の失点シーンや負担増の後半終盤はあわやPK献上という対応など、マルチタスクに心身ともに疲弊した

4 ファン・ダイク 5.5
前半に見事なゴールカバーを見せたが、以降の守勢の展開の中でもう少し全体を落ち着かせたかった

26 ロバートソン 5.0
アレクサンダー=アーノルドの起用法の変更によってこれまでとは異なる役割に奮闘中。前半に2度の痛恨のボールロストでピンチを招いたが、以降は何とか持ち直した

MF
19 エリオット 5.5
前半はチームと共に力強い入りを見せたが、時間の経過と共に球際の勝負で劣勢に立たされて消えてしまう時間帯も

(→ヘンダーソン 5.5)
チームは後半2失点も個人としてはクローザー役として試合を落ち着かせていた

3 ファビーニョ 6.0
コナテと共に守備面ではアレクサンダー=アーノルドをサポート。攻める展開ではなかったこともあり、上がってきたコンディションと共に自身の役割を攻守にこなせた印象

17 カーティス・ジョーンズ 6.5
見事なフィニッシュで先制点を記録。前半は攻守両面で質の高い仕事を披露し、後半はチーム全体が苦しい中で球際の勝負や前からの圧力で大いにチームを助けた

(→ミルナー -)

FW
11 サラー 6.5
クラブ通算300試合出場達成。ホーム7試合連続ゴールのおまけ付きでクラブ歴代単独6位の184ゴールに到達。それ以外の2点の起点となり、前線で相手の脅威となり続けるなど個人としてはハイパフォーマンスだった

18 ガクポ 7.0
1アシストにPK奪取と前半の攻撃を牽引。決定的な仕事以外でも前線での起点づくりや強度の高い守備で貢献

(→ヌニェス 5.0)
ガクポに比べると攻守両面で仕事量が少なかった

23 ルイス・ディアス 6.5
長期離脱明け後初スタメンで約8カ月ぶりとなるゴールを記録。交代するまで積極果敢な仕掛けや機動力を生かした守備存在感を示した

(→ジョタ 6.5)
値千金の決勝点を記録。それまでは思ったほどの存在感は示せなかったが、見事に勝負強さを発揮した

監督
クロップ 5.5
相手のミス絡みの劇的ゴールで勝ち切ったが、ホームで一時3点差を追いつかれる拙いゲーム運びは大いに反省すべき点だ

▽トッテナム採点

(C)CWS Brains,LTD.


GK
20 フォースター 5.0
自身に責任はないが、枠内シュート4本で4失点

DF
17 ロメロ 5.5
軽率なファウルでPK献上も、圧巻のスルーパスでゴールを演出。個人としては試合序盤以降は持ち直したが、低調な周囲の守備をカバーし切れず

15 ダイアー 4.0
先発落ちも囁かれた一戦でまたしても低調なパフォーマンスに終始。攻守両面でミスや集中力の欠如が目立った。そろそろチームとしても我慢の限界か

33 ベン・デイビス 5.0
負傷明けの先発で相手の強力攻撃陣に苦戦。大きなミスはなかったが、局面で相手に優位性を与えた

MF
23 ペドロ・ポロ 5.0
攻撃面では良さを見せた場面もあったが、やはり守備のひ弱さと判断ミスが大きな減点ポイントに

(→ルーカス・モウラ -)
トラップミスか、味方へのフリックかはわからなかったが、痛恨のミスで戦犯に…

4 スキップ 6.5
圧巻のスルーパスで1点目の起点に。攻守両面で質と量を兼ね備えた仕事を見せた。試合を経るごとに確かな成長を感じさせる

(→リシャルリソン 6.5)
宿敵相手に待望の加入後リーグ戦初ゴール。コナテを苦しめる仕事も果たした

5 ホイビュア 6.0
試合序盤はチームと共に緩さや重さが見受けられたが、後半は攻守両面で相手中盤に優位性をもたらした

14 ペリシッチ 5.5
正確なクロスでケインのゴールをアシスト。過密日程の影響で無理が利かない場面もあったが、少なくとも及第点の働きは見せた

(→ダンジュマ -)

FW
21 クルゼフスキ 5.0
前半終盤の決定機は決めたかった。ソン・フンミンの決定機を演出するなど要所で攻撃面のクオリティを見せたが、全体的な仕事量は物足りなかった

(→パプ・サール 5.5)
屈辱を味わったニューカッスル戦以来の出場に。攻守に無難に仕事はこなした

10 ケイン 6.5
見事なフィニッシュでウェイン・ルーニーに並ぶプレミア通算208ゴールに到達。前半はやや低調も、後半は攻撃の起点として大きな存在感を放った

7 ソン・フンミン 7.0
見事なウェーブの動きから2試合連続ゴールに、リシャルリソンのゴールをアシスト。オフサイドディレイを含む2度のポスト直撃シュートを含め、両チームを通じて最もゴールに迫ったプレーヤーに

監督
メイソン 6.0
試合の入りは個々の問題もあって大いに反省すべきだが、前半途中の修正に交代機会での賢い選択を含め見事にチームを立て直した

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
劇的ゴールのジョタやガクポ、ソン・フンミンの活躍も評価したいが、試合を通して主に攻撃面で違いを生み続けたリバプールの右SBをMOMに選出。強力なアタッカーを擁する上位陣との対戦では守備面のリスクの管理の仕方をチームとして修正する必要はあるが、ビルドアップや崩しの局面においてその破壊力は絶大だ。

リバプール 4-3 トッテナム
【リバプール】
カーティス・ジョーンズ(前3)
ルイス・ディアス(前5)
サラー(前15[PK])
ジョタ(後49)
【トッテナム】
ケイン(前40)
ソン・フンミン(後32)
リシャルリソン(後48)

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