リバプールのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるジュリアン・ウォード氏(41)が来季からアヤックスで同職に就くようだ。
リバプールでは辣腕として知られたマイケル・エドワーズSDのアシスタントを務めてきたウォード氏。昨シーズン限りでエドワーズ氏が退任すると、内部昇格でSDに就任し、昨年にはポルトガル方面のコネクションを活かしてポルトからコロンビア代表FWルイス・ディアス、ベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの獲得に尽力した。
今後もスカッドの刷新が急務となっているリバプールで手腕の発揮が期待されたウォード氏だったが、昨年11月に突如として今シーズン限りでの退任を発表。クラブからは必死の慰留があったものの、本人の退任の意志が固かったと報じられている。
そんなウォード氏はイギリス『ミラー』によると、すでに来季からのアヤックス行きに合意しているとのことだ。オランダのクラブはウォード氏の退任表明後から接触を開始し、当初は金銭面で折り合いがつかなかったものの、再度の交渉で合意に至ったという。
アヤックスは昨年2月にSDとして辣腕を振るっていたマルク・オーフェルマルス氏がセクハラ発覚によって退任。それ以降、後任探しを続けており、最高経営責任者(CEO)を務めるエドウィン・ファン・デル・サール氏は今季のチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ敗退となったチームの立て直しを、ウォード氏に託す方針のようだ。
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