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辞任を申し出たスタンコビッチ監督、首脳陣との会談の末に残留を決断

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クラブに辞任を申し出ていたサンプドリアのデヤン・スタンコビッチ監督(44)だが、今季終了までクラブにとどまることで決着したようだ。

4月30日にアウェイで行われた第32節のフィオレンティーナ戦で0-5の大惨敗を喫したサンプドリア。チームの再建を任されながら結果の出ていない状況に責任を感じているスタンコビッチ監督は試合後、首脳陣に辞任の意向を申し出たが、クラブはそれを受け入れず、1日に話し合いを行うことがイタリア紙で伝えられていた。

イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によれば、既報通りスタンコビッチ監督とクラブ首脳陣による会談が行われ、少なくともシーズン終了までは共に歩んでいくことで合意に至ったとのことだ。

今シーズン途中の昨年10月からサンプドリアの指揮官に就任したスタンコビッチ監督。 就任時にセリエAで最下位に沈んでいたチームを立て直す手腕が期待されたが、約半年が経過した現在でもサンプドリアは最下位のまま。残り6試合で残留圏内の17位スペツィアとは10pt差がついており、セリエB降格がかなり濃厚な状況となっている。

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