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チェルシーが3度目の指揮官就任打診も…モウリーニョ監督はロンドン行きに関心なし

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ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、チェルシーの指揮官就任に関心を抱かなかったようだ。



昨夏にトッド・ベーリー氏がオーナーに就任して以来、混迷が深まっているチェルシー。昨年9月にトーマス・トゥヘル監督を解任すると、ブライトン&ホーヴ・アルビオンからグレアム・ポッター監督を招へいするも結果を残せず、4月に解任が発表された。

後任にはエバートンを解任されていたフランク・ランパード氏を今季限りの契約で迎えたが、就任以降の5試合は全敗。プレミアリーグで暫定12位に沈むクラブは来季以降の指揮官選定を急いでおり、現在はマウリシオ・ポチェッティーノ監督が筆頭候補となっているが、それ以外にもいくつかの指揮官をリストアップしているという。

その1人が、2004〜2007年と2013〜2015年の2度にわたってチェルシーの指揮を執り、数多くの栄冠をクラブにもたらしてきたモウリーニョ監督だ。現在指揮を執るローマでも昨季にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝するなど確かな手腕を発揮する指揮官を、ベーリー氏も高く評価している。

しかし、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、モウリーニョ監督はチェルシーからの打診に関心を示さなかったとのことだ。指揮官は現在セリエAで4位インテルと勝ち点で並ぶ6位につけ、ヨーロッパリーグ(EL)でも準決勝進出を果たしたチームに可能性を感じているという。

一方で、モウリーニョ監督は来夏までとなっている契約の見直しについて、会長であるダン・フリードキン氏と話し合いの場を希望している模様。いずれにしても、モウリーニョ監督が来季に再びプレミアリーグで指揮を執る可能性は低いだろう。

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