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久保建英の復帰は? レアル監督「今後数カ月の話し合いに」と言及も厳しい現実が待っている可能性

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レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(21)について言及した。



首位のバルセロナから遅れること勝ち点11。2位につけるマドリーは、10ポイント差の4位レアル・ソシエダと2日に対戦する。

優勝はかなり難しい状況のマドリーとしては、チャンピオンズリーグ(CL)とコパ・デル・レイの2冠を目指すシーズンとなる。

ソシエダにとっても大事な一戦。マドリーのアンチェロッティ監督は試合に向けた記者会見に出席すると、久保についてコメントを求められ言及した。

「彼は我々と共に歩んできたし、レアル・ソシエダでも上手くやっている」

「チーム内の競争を考えると、今後数カ月の間に話し合うことにはなるだろう」

「このチームで出場時間を得ることは簡単ではない」

バルセロナのカンテラ育ちの久保は、2019年7月にFC東京からマドリーへと完全移籍。しかし、外国人枠の問題などもあり、Bチームではなくレンタル移籍に出ることに。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカと3シーズンにわたって武者修行を続けた。

マドリーでは公式戦出場はないものの、すでにラ・リーガでは123試合に出場し13ゴールを記録。今シーズンからソシエダに完全移籍すると、チームの中心選手としてプレー。公式戦38試合に出場し7ゴール。自己ベストの成績を残すだけでなく、ラ・リーガの日本人最多ゴール記録を塗り替えることとなった。

当然マドリーも久保を注視しており、優先的に交渉権を持っていることから今夏の復帰も一部では報じられている。

とはいえ、マドリー復帰はあまり現実的ではない話。2027年夏まで契約を結ぶ久保の移籍金は6000万ユーロ(約90億3000万円)とも言われており、マドリーからソシエダ移籍時は650万ユーロ(約9億8000万円)。50%の移籍金を手にすることができるという条項があるため、3000万ユーロ(約45億1500万円)を手にすることとなり、他クラブよりもはるかに安価で獲得できる。

いずれにしても、マドリーでソシエダのような役割を任せられるようになるには、より結果を残す必要がありそうだ。

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