ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが日本での生活について言及している。スペイン『ASIA Northeast』が伝えている。
【写真】つい先日にはこんな写真もアップ!神戸の街で普通に散歩するイニエスタと妻アンナさんスペインの名門バルセロナから2018年夏に神戸入りしたイニエスタ。スター選手の来日は大きな話題となったが、もうすぐで来日5年を迎える。
自身のSNSでは、妻のアンナ・オルティスさんや5人の子供たちとともに神戸や日本での生活を満喫する様子を幾度となくアップしているイニエスタだが、スペインメディアのインタビューでスペインと日本の違いや、現役引退について答えている。
引退後にはスペインへ戻るのかと問われると、「まだ決めてない。日々考えているのは、常に向上心を持ち進化し続けたいということ。日本はとても居心地がよく、僕や家族を歓迎してくれる国。将来どうするかはまだ考えていない。今が未来だ」と引退後に日本に残る可能性もあるとしている。
また、日本とスペインでファンについては、「僕は家族と一緒に外出して神戸を楽しみ、ここでとても良い気分を味わっている。日本のファンも(スペインのファンのように)情熱的だけど違う。いい悪いじゃなくて違うんだ」と違いがあると指摘。「妻や子供たちと街を歩くとき、とても心地よく感じる。他の人と同じように楽しんでいる。みんなと同じようにね」と必要以上にスター扱いされないことへの心地よさを感じているようだ。
なお、38歳のイニエスタは現役引退の時期についても聞かれているが、引退については「まだわからない」としたうえで、「僕が望むのはチームが目標を達成するのを助けること。それだけを考えている。僕の考えはプレーすること、プレーし続けること。僕はサッカーを愛しているし、子供の頃からずっと情熱を注いできた。その情熱を持ち続ける限り、僕はここでプレーし続ける」と現時点で引退は考えていないとしている。
今シーズンこそ好調なチームで出場機会が限られているものの、魅惑のプレーで日本のファンを魅了し続けてきたイニエスタ。神戸との契約は今シーズン限りとなっているが、どのようなキャリアを選択するのだろうか。
目次