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ジョルディ・アルバが値千金の土壇場決勝点! 10人オサスナの堅守に大苦戦もバルセロナが連勝でプリメーラ制覇へ大きな勝ち点3《ラ・リーガ》

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ラ・リーガ第33節、バルセロナvsオサスナが2日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが1-0で勝利した。



首位のバルセロナは前節、ホームで難敵ベティスに4-0の圧勝。悲願のプリメーラ制覇へまた一歩近づいた。ホームで連勝を狙うミッドウィーク開催の一戦では、今週末にクラブ史上初のコパ・デル・レイ優勝が懸かるレアル・マドリーとの決勝を控える9位のオサスナを迎え撃った。

中2日での連戦となったが、チャビ監督はベティス戦と全く同じスタメンを採用。前線はハフィーニャ、レヴァンドフスキ、ガビのトリデンテとなった。対するオサスナは予想通り、大幅なターンオーバーを敢行した。

立ち上がりからボールを握って相手を押し込むバルセロナ。ペドリやガビを起点とした中央でのコンビネーション、左サイドで高い位置を取るバルデのクロスからチャンスを窺っていく。ただ、後ろ重心の相手に対して、最後の連携や精度がなかなか合わず、フィニッシュまで持ち込めない。

相手の堅いブロックに対して、ジャブを打ち続ける状況が続く中、25分には最初の決定機。左サイドで果敢に仕掛けたバルデがゴールライン際から精度の高いクロスを入れるが、これはゴール前のペドリが枠に飛ばせない。

それでも、直後の26分にはフレンキー・デ・ヨングのスルーパスで完璧に背後を取ったペドリがDFエランドの決定機阻止のファウルを誘ってベティス戦に続き2試合連続で前半の内に数的優位を手にする。このファウルで得たFKではキッカーのハフィーニャが鋭いシュートを放ったが、これは惜しくもクロスバーの上部を掠めた。

その後は序盤にそけい部を痛めていたガビが大事を取って36分にアンス・ファティと交代するアクシデントも起きた中、前半の内にゴールをこじ開けようと攻勢を仕掛けたホームチームだったが、6バックの形でとにかく失点を回避しようとするアウェイチームの堅守を破ることはできなかった。

迎えた後半、ハーフタイムに2枚替えを行ったオサスナに対してメンバーを変えずに入ったバルセロナ。開始直後にはボックス左に侵入したファティが際どいクロスを入れるが、ファーでフリーのハフィーニャの手前でGKの好守に遭う。

立ち上がりに先制点を奪えなかったことで、チャビ監督は52分にクリステンセンとハフィーニャを下げてエリック・ガルシアと切り札のデンベレを同時投入。この交代で攻撃に変化が生まれると、その流れの中でボックス内のデ・ヨング、ファティに決定機が訪れるが、相手GKの好守に阻まれる。

その後も相手陣内でハーフコートゲームを継続するものの、集中力を全く切らさずにほとんど守備面でエラーを犯さないオサスナを前にゴールが遠いバルセロナ。76分にはバルデとブスケッツを下げてジョルディ・アルバとフェラン・トーレスを投入。[4-2-4]に近い布陣で力業でのゴールを目指すが、79分にゴール前の混戦からレヴァンドフスキが押し込んだシュートは起点のプレーでのオフサイドを取られてしまう。

結局、10人相手に0-0で最終盤を迎えることになったバルセロナだったが、投入直後から効果的なプレーを見せていた頼れるベテランが決定的な仕事を果たした。85分、相手を押し込んだ流れからボックス右のレヴァンドフスキが浮き球でマイナスに折り返したボールを中央のデ・ヨングが絶妙な頭でのフリックで左に流すと、これに反応したアルバが左足アウトにかけた見事なダイレクトシュートでニア下を破った。

アルバのゴラッソで何とかゴールをこじ開けたバルセロナは、この試合で初めて前に出てきたオサスナを冷静にいなしながらこのまま得意のウノセロで試合をクローズ。10人相手に大苦戦を強いられながらも勝ち切ったブラウグラナが、リーグ連勝でプリメーラ制覇へまた一歩近づいた。

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