スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41)の新天地は、来シーズンのセリエA残留が決定したモンツァになるかもしれない。
昨シーズン終了後にヒザの手術を受け、シーズン前半を休んでいたイブラヒモビッチ。今年2月に入りベンチ入りを果たすと、2月26日のアタランタ戦で初出場し4試合連続で出場。3月18日のウディネーゼ戦ではゴールも記録していた。
しかし、その後は相次いでハムストリング、ふくらはぎを痛めて再離脱。ミランとの契約は今季終了後に満了を迎え、契約は更新されない見込みだ。
一連の負傷と41歳という年齢によって一部では今季限りでの現役引退の可能性も報じられる同選手だが、フランス『フット・メルカート』によると、来季もセリエAで現役を続行する可能性が高いようだ。
報道によると、イブラヒモビッチと友人関係にある前ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ氏とアドリアーノ・ガッリアーニ氏が経営するミラノ近郊のモンツァは、そのつてを使って選手サイドとすでに接触。条件面では口頭合意に至っており、加入の可能性は90%以上だという。
今シーズン、クラブ史上初のセリエA昇格を果たしたモンツァは、開幕前から積極的な補強を敢行し、シーズンを通して安定したパフォーマンスを維持。6試合を残してセリエA残留を決めており、新シーズンに向けて選手補強に動ける状況だ。