バルセロナが夏にもモロッコ代表MFの獲得を熱望しているようだ。
慢性的な財政難を抱えているバルセロナ。選手獲得の噂は多々上がる一方で、財政問題を解決しなければ、昨夏同様に選手登録が認められない事態となる。
スペイン『アス』によれば、バルセロナが獲得を目指すとされるのが、フィオレンティーナのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(26)だという。今年1月にも獲得に動いたが、フィオレンティーナに固辞されて実現しなかった。
アムラバトはモロッコ代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)で躍動。チームのベスト4入りに大きく貢献していた。
フィオレンティーナとは2024年夏まで契約を残しながらも、1月にはバルセロナ移籍に傾きチームを離れたほど。フィオレンティーナも残り1年となる夏に手放す可能性があるという。
バルセロナにとっても高額な移籍金は避けたい状況であり、現金化したいフィオレンティーナとは交渉の余地があるとしている。すでに1月に話をしていることから、アムラバト本人とはスムーズに話ができると見られている。
バルセロナはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツのキャリアが短くなっており、退団の可能性も十分にある状況。ただ、その去就に関係なく、アンカーのポジションを補強したい考えがあるという。
アムラバトはより守備時に貢献できる一方で、ボールコントロールやパスの能力も高く、チャビ・エルナンデス監督もお気に入りだとのことだ。