今節から上位6クラブによるセカンドステージに突入したスコティッシュ・プレミアシップ。首位を独走するセルティックのFW古橋亨梧は70分までプレー、FW前田大然は79分までプレー、MF旗手怜央は86分までプレー、DF小林友希はフル出場、DF岩田智輝は86分からプレー。
4位でセカンドステージを迎えたハーツのFW小田裕太郎は47分までプレーしている。
立ち上がりから一進一退の展開が続く中、セルティックは24分にC・マクレガーの横パスをバイタルエリア中央手前で受けた旗手がミドルシュートでゴールを狙ったが、これはゴール右に外れた。
その後も互いに決定機のないまま静かな攻防を続いたが、セルティックは43分にロングパスに反応した前田がボックス右手前で倒されると、VARの末にコクランにレッドカードが提示され、数的優位を得た。
さらにセルティックは、これで獲得したFKから最初の決定機を迎える。オライリーが供給したクロスをゴールエリア左に抜け出したラルストンが頭で折り返すと、スターフェルトがゴールに押し込んだが、これはラルストンのオフサイドを取られ、ゴールは取り消された。
ゴールレスで迎えた後半は、数的優位のセルティックが主導権を握る。すると67分、中盤からのロングパスでボックス右深くまで抜け出した旗手の折り返しをニアに走り込んだ古橋が流し込み、先制に成功した。
しかし、セルティックは直後にアクシデントに見舞われる。ゴールシーンで相手選手と接触した古橋がキックオフ直後にピッチに座り込むと、70分にオ・ヒョンギュと交代した。
さらにセルティックは、79分に前田とジョタを下げてハクシャバノビッチとアバダを投入。すると直後の80分、ハクシャバノビッチのパスでボックス左深くまで侵入したムーイの折り返しをオ・ヒョンギュが流し込み、追加点を奪った。
86分に旗手を下げて岩田を投入したセルティックは、その後も危なげない試合運びで試合をクローズ。古橋の今季リーグ24点目などで10人のハーツを下したセルティックが、4試合を残してリーグ連覇を達成した。
ハーツ 0-2 セルティック
【セルティック】
古橋享梧(後22)
オ・ヒョンギュ(後35)