マンチェスター・シティの快勝に水を差す愚行が発覚した。
【動画】2017-18シーズンのCL、シティバスが襲われる1日、プレミアリーグ第29節でシティはホームにリバプールを迎えた。
今シーズン調子の上がらないリバプールと、連覇を目指し首位のアーセナルを追いかけるシティのビッグマッチ。試合は17分にモハメド・サラーのゴールでリバプールが先制点を奪う。
思わぬスタートとなったが、シティは徐々に盛り返すと、27分にフリアン・アルバレスが同点ゴールを記録。1-1のまま前半を終える。
後半、シティが一気にギアを上げると、46分にケビン・デ・ブライネのゴールで逆転に成功すると、53分にはイルカイ・ギュンドアン、74分にはジャック・グリーリッシュがネットを揺らし、終わってみれば4-1でシティが快勝した。
しかし、この試合後に問題が発生。シティはクラブとしての声明を発表した。
「マンチェスター・シティは、リバプールのコーチが試合後の帰路で負傷したことを知りました。住宅街で、コーチに向けてものが投げられたことがわかりました」
「この種の事件は全く容認できません。我々は個人の行動を強く非難します」
「我々はこの事件に対するグレーター・マンチェスター警察の捜査にできる限り全面的にサポートします」
「さらに、クラブは試合中にホームのファンから不適切なチャントを聞いたことに失望しています」
「これらのチャントが引き起こした可能性のある不快感を遺憾に思うと共に、サポーターグループや両クラブの関係者と協力し、この戦いから憎悪に満ちたチャントを根絶するために引き続き取り組みます」
逆転優勝に向けてビッグマッチで快勝した中での不適切な行動の数々。一部の人がやったことではあるが、クラブは彼らをサポーターとは呼びたくないところだろう。
ちなみに、2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でリバプールとシティが対戦しているが、シティのチームバスはアウェイに乗り込む際に発煙筒や物を投げつけられる被害に遭っており、お互い様と言えるところもあるようだ。
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