マク・アリスターは、躍進するブライトンの中心選手として公式戦34試合で11ゴール2アシスト。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)でもアルゼンチン代表の優勝に貢献するなど、充実のシーズンを送っている。
今夏の移籍が大きく噂されており、リバプールが獲得に動いていると報じられている。ブライトンとの契約は2025年夏までとなっており、契約解除条項もあるとされ、移籍金は7000万ポンド(約119億6000万円)になるとされている。
しかし、イギリス『talkSPORT』によると、リバプールはそもそもブライトンにまだ連絡をとっていないという。
イギリス『The Athletic』の記者であるアンディ・ネイラー氏も「マク・アリスターとリバプールに関するノイズ/レポートは無視してほしい。現状でクラブ間に連絡はない。そしてブライトンは何も期待していない」と、移籍の話は特に動いていないと否定していた。
また、マク・アリスターの叔父でありアドバイザーでもあるパトリシオ・マク・アリスター氏は『The Transfer Room』のロレンツォ・レポレ氏に、マク・アリスターの去就について語った。
「シーズン終了まで、他のクラブと話はしない。それが我々のスタンスだ。彼はブライトンでヨーロッパの舞台を目指したいと考えており、その後自分にとってベストな選択肢を考えることになる」
来シーズンのヨーロッパの舞台を目指すブライトンは現在7位。ただ、4位のマンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点差「8」だが、2試合消化が少ない状況。5位のリバプールとは勝ち点差「7」、6位のトッテナムとは勝ち点差「2」ながら、3試合も消化が少ないため、未消化試合で全て勝つと大きなアドバンテージを得ることとなる。
自身を狙っているとされているリバプールと立場はほぼ変わらない状況。シーズン終了後にどのような結末が待っているだろうか。