マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝に口を開いた。
3季連続でベスト4入りのシティ。昨季の準決勝で涙した王者レアル・マドリーとの再戦となり、9日の1stレグではアウェイに乗り込む。
CL史最多14度の優勝を誇る相手との再戦だが、クラブ公式サイトによると、シティ指揮官は「もう過去のこと」と気持ち新たに挑む覚悟だ。
「昨季も決勝に進むのを励みにここまで辿り着いた。2試合とも良い戦いぶりだったが、あれでは不十分だったんだ。だが、過去は過去だ。リベンジのためにここにいるわけじゃない。(ここにいるのは)また別のチャンスだからだ」
「我々はこの舞台にいる限り、いずれトロフィーを手にするときがくる。いつか決勝に進み、優勝するんだ。今季もそのためにここに来ている」
「昨季もそのためにここに来たが、叶わなかった。この大会で何をすべきかを心得るレアル・マドリーが相手だったからね。だが、このヨーロッパで彼らや他のトップクラブと対戦すればするほど、我々もより(優勝に)近い存在になれるはずだ」
また、「7年前に着任したときから、絶対にこのCLを制したいという思いがある」と力を込めたが、継続的な強さも追い求めているようだ。
「ヨーロッパにはこのCLを制するためだけに投資をし、リーグすらも勝てずにどんどん落ちぶれていくクラブもある。安定感は最も大事。レアル・マドリーは毎シーズンのように優勝している。優勝も大事だが、そうであり続けるのが一番だ」