ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が随所で持ち味を発揮した。
8日、プレミアリーグ第35節でエバートンと対戦したブライトン。三笘も左サイドでフル出場すると、開始30秒にパスをカットされたところからチームが失点。終盤の79分にゴールを演出したものの、ミスを重ねたチームは1-5と大敗を喫した。
それでも、13分にはミスを取り返そうとしたのか、気合の入ったプレーを見せる。左サイドでボールを持つと、相手の右サイドバックを務めたネイサン・パターソンとの1vs1に。パターソンはかなり三笘の縦への突破を警戒していたように見えたが、それでも強引に縦へと突破。ゴール前が固められていたため味方のシュートはブロックされたが、チャンスを作った。
このプレーには、ファンも「三笘さんドリブル凄い」、「三笘、凄いドリブル警戒されてる中でもココぞの突破。今日も安定の絶好調では」、「三笘のこのドリブル突破ほんと止められないんだなぁ」と称賛が集まっていた。
イギリス『Sussex Live』でも、三笘の序盤のプレーについて「左サイドでボールを持つたびに脅威となり、序盤で唯一、輝きを手にした選手と思われた」と評価。ただ、その後は疲れからか戦術の問題か消極的な姿勢がやや目立ち、ボールロストをする場面も見受けられ、『Sussex Live』も「しかし、前半のうちにネイサン・パターソンが何度か競り勝っていた」としていた。